上海の生活

中国でのタクシーの乗り方

投稿日:3月 11, 2017 更新日:

中国の上海でのタクシーの乗り方は日本と違うところがありますので、注意した方がいいと思います。
最初に上海のタクシーに乗って戸惑うのはドアが自動で開かないことです。つい日本での習慣で止まったタクシーのドアの前で佇んでしまいます。上海のタクシー(多分中国はどこでも)は自分でドアを開け、降りるときも自分で締めなければなりません。

地下鉄駅のホームの保護ドアなどは進んでいる上海ですが、タクシーのドアの自動化はいまだされていません。安全にかかわることは優先されますが、客へのサービスは二の次ということなのかもしれません。

中国の人は前の座席、つまり運転席の横に座るのが普通です。行き先を指示しやすいことと、もともとが話好きなこともあって運転手の横に座るのです。運転手と後部席の間には防犯用の強固な防壁が設けられており話がしにくいというのもあります。

日本人は満席の時以外にはタクシーの助手席には通常は乗らないですし、タクシーが止まると郷部座席が自動で開きますのでそれを無視して助手席に乗り込む人はいないでしょう。

ですから、私も含めて日本人はタクシーが止まると一瞬戸惑います、結局後部座席のドアを開けて乗り込むことになってしまいます。

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覚えたての中国語で行き先を告げるのは禁物

タクシーに乗って運転手さんに行き先を告げるのですが、「私はどこどこに行きたいのでよろしくお願いします」などと余計なことは付け加えずに、行き先だけを単純明解に伝えるのが間違いがなく、それも紙に書いて見せるのが一番確実です。

中国語は同音異義の漢字がたくさんあるので声調で区別しています。声調に不慣れな日本人が正しく声調を使い分けるのは中国語初心者どころか何年も学習しているものでも難しいものです。声調が違うと別の意味の単語になってしまうのですが、中国の人はその前後関係で判断して理解することができます。これは中国では多くの方言が入り乱れているために自然とそのような能力が身についているのかもしれません。

ところが地名などの固有名詞は前後関係で判断できません。地名を間違った声調で発音してしまうと別の地名になってしまうのです。同じような地名が近くになければ聞き返してくれますが、たまたまそれに近い発音の地名が近くにあれば運転手さんは「明白ming2bai」と言って向かってしまします。



 

無事にホテルに帰ることができて大喜び

実際に私の知り合いがホテルの名前を告げたつもりがとんでもない田舎町まで連れていかれたと経験談をしてくれました。私は当初しばらくは自分のホテルの名前を書いた紙きれを用意して運転手さんに見せていました。

ホテルの名前を何度も練習して自信がついた頃に、意を決して紙を見せずにホテル名を告げました。果たして、タクシーがホテルの玄関前に着いたときの嬉しさといったら、今でも忘れることはできません。

ホテル住まいを止めてマンションに移った後は、そのマンションが属する「小区」の名前を告げることになります(「小区」については別記事参照のこと)。タクシーは門衛の検問を受けることなくゲートを開けてもらえるので、中に入ってから「右」、「左」、「真直ぐ」、「止まれ」とか短く言ってマンション棟の前まで行ってもらいます。

料金はメーターで確認して現金で払うこともありますが、大抵は「交通カード」で払います。「交通カード」はプリペード式になっていて、コンビニでチャージします。大体200~300元を一度にチャージする感じです。この「交通カード」は地下鉄でもバスでも使うことができますが、スイカのように買い物には使えません。当時(2010年前後)の初乗り料金は10元だった記憶があります。

中国の住所は路の名前で区分をする

さて、スーパーに買い物行くときや日本料理屋に食事に出かけるときは、歩く時もありましたが大半はタクシーを使いました。大きなスーパーは有名なのでその名前を言えば運転手さんは分かってくれますが、そうでない場合はある程度場所を告げなくてはなりません。中国では場所を示す場合は郵便の住所もそうですが、「通り」で表します。ほとんどの路には名前がついており、「○○通り××番地」となります。上海市街の路もすべて名前がついており、中国のあらゆる地名が路の名前として使われています。有名なところでは「南京路」などが挙げられます。

したがってタクシーで行き先を告げるときも、建物の名前か通りの名前を言わなければなりません。通りは長いですからどこの通りと交差する辺りかを言わないと運転手さんにはわかりません。「○○路」と「××路」の「十字路口」と言えば「明白」と答が返ってくるわけです。

→関連記事:上海で「地下鉄に乗って」

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