中国の食べ物

火鍋は日本のしゃぶしゃぶ【中国の鍋料理】

投稿日:3月 4, 2017 更新日:

中国では火鍋の店が多くあります。中国で仕事仲間と飲む場合は火鍋屋によく行きます。日本人だけの場合は100%日本料理店であり中国の料理店にいくことはありません。
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工場の職場では歓迎会や送別会などいろいろな名目で飲み会ありますが、必ずと言っていいほど日本人にもお声がかかります。

その理由は日本人が会費を多く払うからです。大体日本人一人で中国人社員の4人分ぐらいを払いますので、10人程度の会食であれば3人ほど日本人を呼べば自分たちは払わなくて済むのです。

わたしも最初は声をかけてくれるのが嬉しくて呼ばれるままに参加していましたが、あまりの多さに閉口したので、関係の深い職場以外からの誘いは理由をつけて断るようにしました。

火鍋がどういうものかと言いますと、簡単には日本の焼肉料理のように食材を頼み、しゃぶしゃぶのように鍋に入れながら食べるということになります。食材は豚肉がメインで野菜や豆腐のようなものと様々です。それがワゴンに皿ごとに乗って運ばれてきます。



 

最初は比較的おとなしい食材を頼んで、黄酒(老酒のこと中国ではいっぱんてきにはこう呼びます)を飲みながら食べますが、そのうち酔いのまわった中国人社員がこんなものを知っているかと言わんばかりに変なものを注文しだします。カエルの肉程度は中国ではポピュラーなのでさほど驚きませんが、豚の血や脳などが出てくるとさすがにすぐには手が出ません。

だんだん酔いが回って怖いものがなくなった時点で食べてみるのでですが、血の塊の方はちょうど魚のアンコウの肝のような味がして結構いけることが分かりました。

日本の鍋料理と違うところ

日本では肉や魚の鍋料理では浮いてきた灰汁(あく)をしゃもじですくって取り除いてから次の具を入れるのが普通ですが、中国の鍋料理ではそのような習慣はありません。

ですから、だんだんと豚肉から出る灰汁が鍋に溜まっていきます。日本人はそれを避けて具をつまみますが、中国の人は一切気にせず灰汁が具の表面を覆っても平気でそのまま食べています。これは単に食習慣の違いなのであまり気にしないようにしました。

雲南料理の過橋米線は愛妻の知恵

中国の料理は地域で大き分けて8種類ほどあるといわれています。四川料理や広東料理などの区分です。街にはそれぞれの専門店があり、その地方出身者は時々郷土料理を食べに行くようです。中国の友人が一度雲南料理に連れて行ってくれてごちそうしてくれたことがあります。

そこで食べた料理が「過橋米線」という料理です。鍋料理ではなく米線(miichan)つまりお米で作った麺の料理ですが熱した土鍋に自分で具を入れて食べますので鍋料理みたいなものです。

保温性をよくするために少し口がすぼまった陶器製の鍋に熱いスープと麺が入ってものが運ばれてきます。具は小さな皿にもってあってお盆の上に10個ほど乗せてもってきます。

具はいろいろ選べるようになって安いものから高いものまで様々です。これらを一気に土鍋の中に入れて全部かき混ぜた後に食べるのですが、中国料理の苦手な私にもおいしく食べられました。

私と一緒に食べながら友人はこの料理のいわれについて話をしてくれました。

昔、雲南で科挙の勉強を夜遅くしてまでしている夫に毎日夜食を作っている妻がいました。夫は何故か池の橋の向こうの離れにこもって勉強しており、妻が暖かいもの食べて頑張ってほしいと願って作った夜食は夫に届く時には冷めてしまっているのでした。

そこで妻が考案したのが冷めないように工夫をしたこの「橋を渡る麺」という意味である「過橋米線」なのですと。

いまは、東京でも過橋米線をたべられる雲南料理店があると聞きますので、一度は行ってみたいと思っています。

→関連記事:日本の餃子と中国の餃子と何が違う?

→関連記事:豫園ではなく南翔小龍包の本場で食べた小龍包

→関連記事:上海蟹は上海が本場ではない(本場の陽澄湖で上海蟹を食べた話)

 

 

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