中国の食べ物

豫園ではなく南翔小龍包の本場で食べた小龍包の味...

投稿日:2月 26, 2017 更新日:

小龍包といえば日本では南翔小龍包が有名ですが、その南翔とは上海市の郊外にある地名であることはあまり殆ど知られていません。
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上海の有名な庭園で日本人観光客が必ず訪れるのは豫園がでますが、その豫園の中でも特に有名な池のほとりに建っているのが南翔饅頭店です。

南翔饅頭店と大きな看板が掲げられており、二階席で池を眺めながら小龍包を食べるのが人気で、いつも順番待ちの長蛇の列が出来ています。

 

南翔饅頭店は中国大陸系で一番有名な小籠包店です。中国各地方に支店があり最近では日本にも支店があるようです。

日本からの観光ツアーもこの南翔饅頭店をコースに入れているようで、多くの日本人がここで本場の南翔小龍包を食べたと思っているようですね。

南翔小龍包の本場は別のところにあった

南翔小龍包の発祥の地であり、今も本場であるのは上海市の郊外、嘉定区にあるその名も南翔です。今では地下鉄が通っていますので、上海市街から30分もかからずに行くことができます。

街にはさすが本場らしく南翔小龍包の看板を掲げたお店が多くありますが、特に有名なのが「上海古猗園餐庁」という老舗で、その名のとおり明代の名園「古猗園」に接して建っています。小龍包自体がこの店から生まれたともいわれています。

 

「上海古猗園餐廰」は「古猗園」の一部なのかと思うぐらい一体化しており、有名な庭園を見たあとにこれまた有名な南翔小龍包を食べるというのが中国の人の観光コースのようです。日本人を見かけることはほとんどありませんでした。

名園「古猗園」は広い公園ですが余り観光地化されておらず、団体客がバスで来ない限りは人もまばらで、近所のおばさんたちが集まって太極拳などをしているのが見ることが出来ます。

今は地下鉄ができましたので、日本人もだいぶ訪れるようになったみたいです

肉汁の飛び散りに注意

南翔古猗園餐庁の入り口を入るとまずは大広間に5~6人掛けの円卓が所狭しと並んでいます。全部で20卓ぐらいあるでしょうか。その奥に個室がいくつかありますが、やはり雰囲気も味わうには大広間がいいですね。中国の人と相席でにぎやかに食べるのが一番です、

 

食券売り場がありメニューが書いた大きな看板が壁に掲げられていますが、小籠包とスープぐらいしか載っていません。ただし中に入っている具によってそれぞれ10種類以上あり、好みの組み合わせで小籠包とスープを頼むことになります。

ここは私の勤める嘉定の工場から車で20分ほどのところにありますので何度か利用したことがあります。日本から工場見学と打ち合わせに来たお客さんとの昼食に利用するのです。大抵夜は上海市街で比較的豪華な食事を用意するのですが、この南翔古猗園餐庁はいかにも中国の大衆の食事という感じが味わえてお客さんの受けもいいので利用しています。



小籠包は日本で食べられるものと余り変わりはありませんが、皮が厚くとてもジューシーでとてもおいしいです。ところが、中の汁はかなり熱くなっており、いきなり口入れて噛むと汁が飛び出して、服を汚す可能性があります。従ってそれなりの食べ方があります。口に入れる前に少し端をかんで中の熱気を抜いてから口入れて食べるのです。

あるとき日本からの取引先の女性の課長をお連れしたときに、よくよく注意をして召し上がって頂くようお願いしたのですが、それでも、汁が飛び散ってしまってご自分の服を少し汚してしまったことがありました。ご本人は余り気にしていないようでしたが、申し訳ないような気がしてそのあとは商用にはあまり利用しなくなりました。

→関連記事:上海蟹は上海が本場ではない(本場の陽澄湖で上海蟹を食べた話)

→関連記事:火鍋は日本のしゃぶしゃぶ

→関連記事:日本の餃子と中国の餃子と何が違う?
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