中国語

日本人の声調の行きつくところは

投稿日:1月 22, 2017 更新日:

中国語の発音で日本人が一番苦労するのは声調(四声)ではないでしょうか。

中国語が最も中国語らしく聞こえるのはこの四声があるからですが、その肝心なところが日本人にとって最も苦手とするのだから苦労するのも当たり前です。

日本人の発する声調の運命をたどってみましょう。

特に語尾がせり上がる2声は難しいといえます。

覚えたての頃は意識して発音しているのでそれなりに中国語っぽいのですが、次第に語尾が下がり始めやがては平坦な日本語風声調になってしまいます。

1声も高い音をフラットに発音しなければならず日本人には苦手な声調です。

特に1声が2個、3個とつながった単語の場合は着地点が見つからない飛行体のように中途半端で落ち着かない気分に日本人はなってしまいます。

中国の喫茶店に入って珈琲を注文するときにka1fi1と1声を続けて発音したあとに下がる発音がないままに終わるのは、お尻の座りが悪くもどかしさを感じてしまいます。
この1声もやがて時間がたって意識しなくなると、語尾が下がって4声になりさがる運命にあります。



次に低く抑え込む3声ですが、これもなかなか難しく、特に3声からいきなり会話が始まるときは下げきれずに始まってしまうケースが多いですね。

日本語と違って中国語は主語を省略しない上に、人称代名詞の我(wo3)と(ni3)がいずれも3声なので多くの会話が3声から始まるという日本人にとっては非情は言語となっています。

3声もいずれ平坦な日本語風声調になってしまう運命にあります。

4声は高いところからいきなり下がる声調で日本人が得意とするところです。まず間違うことはありません。

なぜなら日本は声調を強く意識をしていない時にはほとんどの単語を4声で発音してしまう傾向にあるからです。

かくして、日本人の発する中国語は平坦か4声の声調のみとなってしまい、中国人にとっては抑揚のない意味の分かりずらい中国語になってしまうのです。

それでは、声調をどのように身につけるかは次回に譲るとしましょう。

→関連記事:中国語の学習 声調克服の秘策とは

→関連記事:中国での歌の中の声調

→関連記事:声調に男女差はあるか

 

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