中国語

声調に男女差はあるか

投稿日:1月 10, 2017 更新日:

中国語の四声の抑揚自体は男も女も関係ないが、全く同じかというとそうでもありません。何が違うかといいますと音の高さが違うのです。第1声の高さはその人にとっての音階の「ラ」の音の高さだといわれたことがあります。絶対音階での「ラ」ではなく、その人が楽に出せる音程でのドレミファソラシドのうちのラです。

つまり、結構高いところでの発声となることが言いたいわけですが、に第3声はその人が楽に出せる音域で一番低い音となります。

だから、人それぞれに第1声と第3声の高さは違っています。

あるレッスンでの経験

個人レッスンを受けている中国語の先生からの宿題で、あるセンテンスを練習してくるように言われた私は、ピンインと声調に注意して幾度も発生を練習しました。

次のレッスンのときは自信を持ってそのセンテンスを発音しました。先生も満足そうに頷いて。「好hao3(いいでしょう)」と言ってくれた。しかし完璧ではなかったようで、自分が読み上げるので、真似をして後に続いて繰り返すようにと私に言って、読み上げ始めました。

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私は先生の発音を注意深く聞いた後でそれを繰り返したのでした。しかし、何故か今度はうまく発音できない。先生も私の顔をいぶかしげに見て「もう一度」といいながら再度読み上げて私に続けさせました。

必死に先生の発音に合わせようとした結果は更に上手くできず、その繰り返しをした挙句に、先生はあきらめたように「最初はよかったのにだんだん声調がはずれてきています、次までに復習しておいてください」といってその発音練習を打ち切ったのです。

毎回レッスンの内容はICレコーダーに録音しており、それを自宅にも戻ってから再生して復習しているのですが、先生の発音と自分の発音を繰り返して聴きながら比較をしました。そして気づいたのが、先生との音程の差です。

そのセンテンスは第3声の「我」から始まるのですが、若い女性である先生の弟3声はとても高い音になっていて、私の第1声と同じような高さであることが分かりました。

先生に続いて、その高さまで真似した私は「我」を第1声に近い音程ではじめてしまったためにそれに続く単語の声調が混乱してしまい不安定になってしまったわけです。

次のレッスンのときに先生にその話をしました。先生は最初私が言っている意味が理解できない様子でしたが、やがてしばらく考えた後に私の説明に同意し、「分かりました。どうもそのようですね。今度から私の後から復唱させるのは止めましょう」と言ってくれました。

ネットや書籍の音声付学習では通常女性の声で吹き込まれていますが、しっかりした教材のものは男性の声調も並列で聞かれるようになってます。

男性は男性、女性は女性のお手本で発音練習をしたほうが上達は早いと思います。

→関連記事:日本人の声調の行きつくところは

→関連記事:中国語の学習 声調克服の秘策とは

→関連記事:中国での歌の中の声調

 

 

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