中国語

声調克服の秘策とは

投稿日:1月 3, 2017 更新日:

声調は発声の抑揚(イントーネーション)になるのでしょうが、日本語でイントーネーションが比較されるのは関西弁と関東弁の違いぐらいかと思えます。

雨と飴の差はaとmeのどちらが高い音で発声されるのかという問題になるのでしょうか。言語学者ではないので詳しくは知りません。

いずれにしてもイントネーションを意識することは殆どなく、耳で覚えた通りに発音しているだけの気がします。中国の人々も同様に声調を意識しているわけではないでしょうが、その多様性は比較するべくもありません。

一つ一つの漢字に4声が割り当てられているのです。一つの漢字の読み方(発音)はお覚えられるのに、その4声が覚えられないのは何故でしょうか?

日本人は同じ漢字使い、しかも中国風の発音を音読みとして併用してきていますので発音は比較的関連付けができて覚え安く、また身につきやすくもあります。

ところが4声は全く漢字からの連想が出来ず独立で覚えなければなりません。逆に欧米人は漢字との関連性など元々ないので、ひとつの単語に対して発音と声調を初めからひとつのものとして覚えるしかないので覚えるのは大変かもしれないが一度覚えるとそのまま身につくのではないでしょうか。

日本人も比較的若い人は欧米人的に覚えられるかもしれませんが、ある程度長い年月漢字に馴染んで来たものには、漢字に音をつけて改めて覚え直すことになり、却って難しいのかもしれません。

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ひとつの漢字には1から4のいずれかの声調が割り当てられていますが、規則性などあるとは思えず、何か身に付くつく方法はないかと思案した結果、ひらめいた事がありました。

それは漢字を色分けして覚えるという方法です。1声の漢字は赤、2声は緑、3声は青、4声は黒で表記して覚えるのです。

パソコンで文章例を書く際に色分けをして打ち込み、それを見ながら中国語を覚えるのです。反復学習しているうちで漢字の色が頭に入り、4声も身につくという画期的は方法ではないか。



これまでに例のない学習法として世の中を驚かし注目を浴びるかもしれないと、自分のアイデアに興奮した私は早速色分け漢字表を作成し、それを覚える傍ら色分け文例をひたすら読み込んだ。

結果はどうだったか。それが数ヶ月過ぎても全く効果がありませんでした。

ひとつの漢字になんら関連性もなく音をつけて覚えることも色をつけて覚えることもその困難ささにおいて差はないことに今更ながら気が付いたのである。学問に近道はなし。

結局その方法は捨てて、従来どおりひたすら覚えてはひたすら忘れることを続けるしかなかったのでした。

その後何年かして日本の本屋で中国語学習の本を物色していた私は、漢字を声調別に色分けしている参考書を見つけ思わず笑ってしまった。

それを見て「おっ、これはいいかも知れない」と思った人は少なからずいたかもしれませんし、もしかしたら実践して効果があったひともいるかもしれません。ひとの感覚には個人差がありますので、私には効果がなくとも効果があった人がいたからこそ、参考書でも取り上げたのでしょうから、一度は試してみる価値はあるかもしれません。

→関連記事:日本人の声調の行きつくところは

→関連記事:中国での歌の中の声調

→関連記事:声調に男女差はあるか

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